おせちはいつ食べるのでしょうか?
おせちは元日〜三が日にかけて食べられることが一般的ですが、実はおせちをいつ食べるかは、地域によって違います!
元旦に食べる地域が多い中、大晦日の夜や元日の夜に食べる地域も!
そもそもおせち料理は「忙しい奥様方がお正月の三が日をゆっくり過ごせるように」という意味があり、元日から三が日にかけて食べるのが一般的ではありますが、最初におせちをいただくのは元旦の朝、元旦と夕方、大晦日の夜という地域もあります。
弊社内でも…
「大晦日に食べて、元旦には食べないよ。」
「主人の実家、九州は?」
「北海道はおせちは食べないよ!おせちの習慣ない!」
「おせち、いつ作っていつ詰めるの?」
そんな声がチーム内でも飛び交いました。
「え!みんな違うの??」と思った方、ぜひ読んでみてください!
目次
おせちはいつ食べるのが正解?
おせちを食べるタイミングは地域によって異なる!
おせち料理といえば、「元旦に食べるもの」であると思っていませんか……?
地域によっておせちの内容は異なることは多くの方に知られていますが、
実は食べるタイミングも地域によって異なるのです!
結婚や引っ越しをしたことで、それぞれの家庭によって使う食材やいつ食べるかが異なるため、カルチャーショックを受けた方も少なくないのではないでしょうか?
日本では昔から、お正月と五節句(1月7日の人日/3月3日の上巳/5月5日の端午/7月7日の七夕/9月9日の重陽)を年中行事と定めていました。
これらの日に、神様にお祀りする料理として「お節料理」があり、神様とともに人々が食事をする文化(神人共食)がありました。
お正月の「おせち料理」は、もともとこの文化が由来となっており、季節の変わり目に食べられる料理が起源なのです。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/trivia/871/
おせちを食べる意味は奥様方のため!?
そもそも「おせち料理とは……」という話ですが、
私は以前、「奥様方がお正月に料理をしなくても済むよう、お正月前に作るもの」聞いたことがあります。
そうですよね~。お正月くらいはゆっくりしたいですよね……。と思った記憶があります。
所説あるようですが、お正月に台所で調理をしたり水を使ったりすると、火の神様や水の神様に嫌われるとのいわれもあるそうです。
実際はどうでしょう??
お正月には自宅にお客様が来て、いつも以上に台所がフル回転!ずっとお料理出し続ける!という印象ですが……。全然、休めてないじゃん(怒)
あ、申し訳ございません、そろそろ本題に戻りますね……!
みなさんは、おせち料理を新年を迎えてから家族全員そろって食べている方が多いのではないでしょうか?
私は関東出身ですが、全国共通で元旦から3日間かけて食べるものと思っていました。
箱根駅伝を見ながらおせちを食べるというのが定番中の定番!
とはいえ、3日目ともなるとだんだん飽きてきてしまい……、後半にはおせちやお餅のアレンジ料理が食卓に。ほかの家庭も同じだろうなと思っていました。
元旦におせちを食べない地域も!
おせちを担当する中で、北海道出身のお客様からこんなことを聞きました。
お客様:「年越し前の大晦日におせちを食べちゃって、元旦にはおせちは食べないよ!」
私:「え!?お正月食べないの!?それ、おせちの意味ある??」
と絶叫してしまいました。
北海道の方にインタビューしたところ、
メインは12月31日!!
「年とり」と言ってお寿司やカニ、海鮮鍋など豪華な食材が並ぶんだとか・・・。
ここに一緒におせちも並び、豪華な食卓に。
年越しそばの文化もないそうです。(これもビックリ!)
元旦年明けは同じように「お雑煮」を食べて過ごすそうです。
今では様々な地域の人が住んでいるのため、食べるタイミングは各家庭で異なるそうですが……。他にも、九州地方や四国地方、東北地方の一部でもこのような話がちらほらと。
おせちは元旦から食べるもの!と思っていましたが、
ふと考え方を変えると、大晦日に酒盛りしながらおせちをつまみに豪華な料理を食べるというのもよいなぁ~と想像してしまいました……!!
①元旦の朝
しかしながら、やはり元旦の朝、新年のあいさつと共に家族そろって食べるという方が多いのではないでしょうか?
お正月・元旦の食事といえばおせちというイメージですので、12月後半からデパートやスーパーなどに、黒豆、かまぼこ、栗きんとんなどの商品が多く並びますよね。
それを見て、「もうすぐ今年も終わるな~、今年もやり残したことがたくさんあるな~」と自分を責めます(涙)。
②元旦の夕方
元旦は初詣に親戚へのあいさつ回り、デパートの初売りなど大忙しの人は夜に食べる人も多いのでは?
夕方以降に親戚一同が集まり、豪華な料理と共におせちを食べるという人も多そうですよ。
③大晦日の夜
大晦日の夜、年越し前におせち料理を作りながら、年越しそばと一緒におせちを食べるという家庭も。
大晦日の夜は来客もないので、家でゆっくり紅白歌合戦を見ながら、お酒とおつまみにおせちを食べるのもうらやましいな~と思いました。
さらに、料理は作り立てが一番おいしいですよね、
おせちを作りながら、お重に詰めながら、ちょっと味見程度につまむのも、゛大晦日の夜派”の人の醍醐味ではないでしょうか。
ちなみに、みなさんはおせち料理をいつから作っていますか?食材によっては日持ちのするもの・しないものもあるので、最適なタイミングと段取りで作ることは、案外難しいですよね・・。
そんなお悩みを解決すべく、下記の記事「おせちはいつから作る?”タイミングが全て”を徹底解説」では、おせちの作るタイミングについて徹底解析しているので、よろしければぜひこちらも合わせてご一読ください!
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/trivia/224/
弊社おせちやのおせち
弊社、「おせちやのおせち」は、元旦に食べても、大晦日に食べても、どちらにでもおすすめです!
全国各地のおいしい食材を厳選し、詰め合わせしているので、味には自信があります!!
全体的にやさしい味付けですので、3日食べ続けても飽きないところも弊社おせちの良いところ♩
とは言っても、3日経つ前にあっという間になくなってしまう場合が多いです……やはりおいしいので。
「おせちはお重に詰めないと……」と思っている方、一度ハードル下げてみませんか?
私の家では大皿に盛りつけて取りやすいようにしています。自分で作ったおせち料理も一緒に盛ることができるので、華やかになって便利です。
さらに、量もたくさん入っているので、第一弾で年越し前のおつまみとして、第二弾で元旦の来客時に、と、分けて食べることもできます。
次回のおせちも、早速年明けから食材厳選中!!より良い食材を求めて北へ南へ飛び回っています。楽しみにしていてください!
ちなみに、おせち担当は毎年12月31日に人気のおせちを一度に集めて「おせち試食会」を開催しています!
今年のおせちの傾向や、どんなものが入っているか、おいしいおせちを見つけて参考にします。
そこから得た情報を翌年のおせちへと繋げているのです!もちろんお仕事ですので、残念ながらお酒はなしです……。
ということで、私たちおせち担当は、大晦日(昼間ですが)からおせちを食べ、各家庭に戻り、元旦にもおせちを食べます。なんて贅沢!!!
おせちやのおせちに込められた店主高橋の熱い想いはこちらのメッセージをぜひご一読ください!
私たちスタッフ一同もこの想いを胸に365日おせちのことを考えて日々すごしています。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/blog/kodawari/180
最後に
おせち料理は、「元旦に食べる派」と「大晦日に食べる派」、「おせち食べない派」など地域ごとに風習やそこに至る歴史があるものです。
食材や味付け、食べ方も違うので同じお正月でもさまざまあっておもしろいですよね。
いずれにせよ、より良い新年を迎え家内安全、無病息災の願いを込めて縁起を担ぎたいですね。
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