おせちの器と言えば、重箱が昔からの定番ですが、近年はワンプレートにしたり、小皿を使ったりと様々なスタイルのおせちが定着しつつあります。おせちの器を工夫して、お正月を華やかに彩るコーディネートを楽しんでみませんか?
この記事では、定番の重箱をはじめ、大皿のワンプレート、小皿・長皿など、様々な器を使ったおせちの盛り付けをご紹介します。
普段使っている器も活用できます!ぜひ、次のお正月の参考にしてみてください♪
目次
重箱をおせちの器に使う方法
おせちの器として定番の「重箱」は、詰めるだけで上質な華やかさが演出できるのが特徴です。重箱の素材は漆器だけでなく、陶磁器・天然白木・プラスチック、使い切りの紙製などがあります。
重箱を使ったおせちのいくつかの盛り付け例を紹介します。
漆器
「漆器の重箱」は、簡単なお手入れを重ねていれば、何年経っても何度使っても漆特有の美しさが際立っていきます。世代を超えて受け継いでいる重箱を使っているご家庭もあるかもしれませんね。
現在は、四段重、三段重が一般的とされています。「基本的な詰め方のルール」や「美しく詰めるコツ」は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi-imi/tips/2764/
▼「重箱に詰めるコツ」はこちらの記事で!
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/morituke/1553/
天然白木
「天然白木の重箱」は、和風でありながらナチュラルであたたかみのあるおせち料理になります。通気性・吸湿性に優れていますが、漆が塗られていないため、洗った後にカビがはえないようによく乾燥させることが大切です。行楽時のお弁当箱などとしても、使うことができます。
紙
お取り寄せのおせちなどに使われることも多い「紙製の重箱」は、使い切りなので繰り返し使用できませんが、収納スペースいらずでお手入れの必要もありません。そのため、手軽に重箱のおせちを楽しみたい方にはピッタリです。
あらかじめ仕切りがついている商品が多いので、盛り付けに自信がない方でも美しく盛り付けしやすいです。
重箱はこんな方におすすめ!
おせちの器に「重箱」がおすすめな方は、
● お正月の三が日は、おせちを食べ続ける!
● 黒豆・伊達巻・田作りなど、定番のおせち料理をメインで食べる予定!
おせちに重箱を使用する場合は、汁気のある料理、黒豆・いくらなどの細かい食材は小鉢を使うなどして、隣の料理に味がうつらないような工夫が必要です。
ワンプレートをおせちの器に使う方法
重箱がなくても、お皿や盆などの器を使って気軽におせち料理が楽しめるのが「ワンプレートおせち」です。
人数分のお皿を用意するのもよし!全員分の料理を盛ることができる大皿を用意するのもよし!ご家庭ごとにオリジナルのおせちを楽しむことができます♪
和皿
漆器や陶磁器の大きな和皿に、ハランなどの飾り物や小さな器を使っておせち料理を盛り付けると、とても華やかな雰囲気になります。
1人ずつお皿を用意して各料理を少しずつ盛り付ける場合でも、それぞれの料理が華やかなので、見栄えはとても良くなります。
洋皿
洋皿をおせちの器として利用しても、こんなにおしゃれな雰囲気が楽しめます。
黒豆やいくらなどを透明感のあるガラスの器に盛り付け、飾りものをお皿に添えるだけで、シンプルな白皿でもお正月らしさが演出可能!
テーブルクロスの色味次第で、シックな雰囲気にすることも、爽やかな雰囲気にすることも可能です。「どんな印象にしたいか」を事前に考えておくと、お皿や小物、テーブルクロスを選びやすくなります!
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/trivia/1565/
盆・プレート
次にお皿ではなく、和盆・プレートに盛り付けた例を見てみましょう。
盆の色は「黒」を選ぶと高級感が出て、食材の色も映えます。料理を並べるだけでもおしゃれですが、小皿やガラスの器・ハランを使ったり、飾り切りをしたりすると、立体感も出て、高級料亭のお膳のようにおせちを楽しむことができます。
こちらは四角い盆を使いスタイリッシュな盛り付け例です。レンゲやカッティングボードを併用して、高低差・奥行感を出しているのもポイントです。
木のプレートは、実は和食との相性が良いのでおせち料理にもピッタリです。ほっこりと優しい雰囲気にのカフェ風おせちが楽しめます。
ワンプレートはこんな方におすすめ!
おせち料理の器に「ワンプレート」がおすすめな方は、
● 盛り付けをもっと自由に楽しみたい!
● パーティー料理のように大皿で用意し、各自が取り分けるスタイルにしたい!
大皿や盆を使う場合も、食材の似ている色味が隣同士にならないように盛り付けることが美しさのポイントです。
小鉢やハランなどを使う工夫で、料理同士の味が混ざらないようにしましょう。
小皿・長皿をおせちの器に使う方法
普段使っている小皿・長皿などの器を使うと、よりバリエーション豊かなスタイルでおせちを楽しむこともできます。重箱やワンプレートと併用もおすすめです♪
料理ごとに小皿を分けるので、味が移る心配もなく、汁気の多い酢の物にもピッタリです。
小皿・長皿は、模様や形が違っていてもOK!
丸皿・角皿・ガラスの器などを組み合わせると、変化がついて美しく見栄えのある盛り付けになるでしょう。
形がそろった色違いの小皿を使っても、統一感がとれてスタイリッシュな盛り付けになります。
中皿を、小さめの重箱代わりのように使うと、少人数のおせちにピッタリです!
小皿・長皿はこんな方におすすめ!
おせちの器に「小皿・長皿」がおすすめな方は、
● 少人数でおせちを楽しみたい!
● 豆皿などを使って、かわいらしいおせちにしたい!
小ぶりな料理をちょこっとのせるスタイルは、盛り付けも簡単なので、気軽におせちを楽しむことができます。
普段から使っているお皿を使うことができますが、縁起の良い形や色の豆皿などが年末に近づくと店頭でも種類豊富に見られるようになります。お正月用にとっておきのお皿を用意するのもステキですね♪
おせちの器は100均でも購入可能!
「おせちの器」というと、高級で価格も高いものを想像しがちですが、今は100円ショップなどでも購入することができます。
1年を通して販売されているものもありますが、重箱やハランは年末が近づくと品数が豊富になりますよね!
100均の店頭で見られるような商品例は、以下の通りです。
- 重箱(紙製・プラスチック製など)
- 半月寿司桶
- 和食器小皿
- 豆皿・薬味皿
- ハランなどの飾りもの
- ワックスペーパー
- ピック
- カッティングボード
長い間大切に使い続けられるような重箱を手に入れて、毎年盛り付けをアレンジしながらお正月を迎えるのも素敵ですが、リーズナブルに購入できる重箱や小皿で、その年の状況に合ったコーディネートを楽しむのも近年の主流になりつつあります。
「お気に入りの重箱に定番料理を入れ、和食器や盆をにその年のメイン料理をプラスする」など、重箱と別の器の併せ技もオススメです。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi-imi/tips/1718/
【まとめ】お好みの器でお正月のおせちを華やかに♪
長い間重箱に詰めるのが定番だったおせち料理ですが、近年はワンプレートや小皿などの盛り付けも定着しつつあります。
年末年始も店舗が営業していたり、核家族化が進んでいたりと、重箱におせちを詰める必要性が薄れている現代は、ご家庭の状況に合った方法でお正月のテーブルコーディネートを楽しめます♪ぜひ楽しみながら、次のお正月の計画を立ててみてください!
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ぜひご覧ください♪
㈱オージーフーズ おせち事業部
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