とっておき!金のおせち盛り付け方お手本動画【お重箱編】
「金のおせちを和のお重箱にきれいに盛り付けたい!」お客様のために、盛り付け方のポイントをわかりやすく解説します。こちらの動画は弊社のフードコーディネート事業部が撮影しました。ぜひ、おうちでおせち料理を盛り付ける際の参考にしてくださいね。
目次
お重箱におせち料理を盛り付ける基本の3つのポイント
大きな食材はお好みのサイズに切ってから盛り付ける
金のおせちは冷蔵で個包装でお届けします。とっておきの食材を開けたて、切りたての美味しい状態で召し上がっていただきたいから、塊のままパックしてお届けしています。
かまぼこ、伊達巻、ローストビーフ、あわび煮貝などは、盛り付けの直前にお好みのサイズにカットしてくださいね。
汁まで美味しく♡汁物や細かい食材は小鉢を活用しましょう
いくらや黒豆などの汁物や、細かい田作などは、豆皿やガラスの器を使って盛ると便利です!
お重のサイズに合わせて豆皿などを用意しましょう。四角いお重に四角い豆皿があると、お重にぴったりとはまり、余分な空間が出ませんね。仕切り代わりにもなります!
食材の色が映えるコツ!同じ色の食材は隣同士にならないように
フードコーディネーター直伝の盛り付けテクニックです!
隣同士で色が重ならないように食材を並べると、それぞれの色が映えますよ。
映えるワンポイント!仕上げに葉物でアクセントを
葉物を使って仕切りにしたり、アクセントを付けましょう。
全体のバランスを見ながら具材を仕切るように葉物を入れ、味移りを防ぐ効果もあります。適当な大きさにカットして入れてみましょう。
和風のおせち料理の盛り付けにはヒバ、ハラン、木の芽、南天などが合いますね。
おせち料理の食材ごとの盛り付け方のコツ
ローストビーフ
盛り付ける時は「扇形」を意識してみたり、表面を見せながら少しずつ重ねて「お刺身」のようなイメージでお重箱に盛り付けると映えますね♩
仕上げのタレは、食べる直前にサッとかけてあげてください。
動画で見る!ローストビーフを切るコツ
ローストビーフをキレイに切るコツは、お肉の繊維質に対して垂直に包丁を入れること。
少し斜め切りで2~3mm幅の薄切りにすることで、表面積が広がり1枚が大きく取れますよ♩
あわびの煮貝
大きめのスプーンを使い、ぐるっと回しながらあわびの殻と身を外しましょう。
身の裏についている肝を外しますが、肝も美味しいので絶対に捨てないでくださいね!
身を3mmの薄切りにして、空いた殻を器として、身と肝を盛り付けましょう。肝を乗せその上に「扇型」に広げたあわびの身を乗せます。
伊達巻き
伊達巻きは1~2cmくらいの厚みでカットすると食べやすいかと思います。
中心の巻きが「の」の字の向きになるようにイメージして並べてみてください。
蒲鉾
おせちやのおせちに採用している「手巻き蒲鉾『新川』は7mm幅に切るのが一番おいしい」と製造担当の方から伺いました!
ぜひ、新川は7mmに切ってお召し上がりください。このぷりっぷりの食感と風味豊かな素材の旨みを皆様にご堪能いただきたいです!
昆布巻き
かんぴょうで結んだ部分を避けて、食べやすい大きさに切って盛り付けましょう。
もちろん、かんぴょうも美味しく食べられます!
黒豆
黒豆を盛り付けた後に残る煮汁を表面にまとわせて下さい。黒豆がつやつやに仕上がります。
この煮汁も黒豆メーカー様のこだわりが凝縮された煮汁です!最後の一滴まで美味しくお召し上がりくださいませ。
今回は黒豆を盛り付ける小鉢として、縁にシルバーのアクセントがある角のガラスの器を選びました。黒豆の深い黒色と大粒感が引き立ちますね。
田作
深さのあるお重の中で散らばりがちな田作りも、小さな器にまとめて盛り付けましょう。
頭の向きを揃えて、頭を上にして並べると良いです。ピンと真っすぐ伸びた背が美しいですね!
いくらの醤油漬
カッティングの模様がある脚のついた陶器に入れました。
なめらかな質感の白色の器が宝石のようないくらのキラキラ輝く赤い色を引き立てています。冷酒などのおちょこなどもを使用するのもいいですね。
車海老の味噌漬
海老は頭を並べて「つ」の字に盛り付けましょう!
味付き数の子
金のおせちの数の子は大きく立派な一本羽でご用意いたしました!
あえてカットせず豪華に盛り付けましょう。お重箱から少しはみだすくらいでも良いと思います。おせち料理を囲む食卓が華やかになること間違いなしですね。
お重箱ごとに解説!盛り付け方のコツ
一の重(一段目)
伊達巻きや蒲鉾など、量があって形が決まっているものをベースに、お重の中に食材を並べる位置を決めました。
お重の深さを生かして蒲鉾は2色を二段に重ねて。
たたきごぼうは立てて入れましょう。
二の重(二段目)
器に入れた黒豆をベースに薄く切ったローストビーフを広げて入れます。
あわびは殻も器として入れます。
栗きんとんは餡を平らに盛り付けた後、栗が目立つように盛り付けます。ほっくり丸々とした栗の存在が引き立ちますね。
三の重(三段目)
華やかないくら醤油漬けは手前におきましょう。赤い色がアクセントになります。
大きくて長さのある数の子は後ろに並べましょう。
れんこん甘酢仕立てを立てて並べて、近い味付けの酢〆の小肌を近くに置きます。
すき間に若桃の甘露煮を並べましょう。
これでお重の盛り付け完成!
ちょっとしたポイントを知ることで、意外と簡単に盛り付け出来ますよ。
実は正式には、四段重に盛り付けることや、何番目に何を盛り付けるか決まっています。伝統的な意味合いなどを知りたい方はこちらのブログ記事も参考にしてみてくださいませ。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/osechi-imi/7/
ご家庭で食べるときには、心を込めてみんなの健康との幸せを祈りながら家族で自由に楽しく盛り付けてみて大丈夫です。なにより「おせちという食文化を大切に思う気持ち」が一番重要なのですから。
おせちに欠かせないお屠蘇や祝い箸もぜひ揃えて、お正月気分を盛り上げて華やかなお正月を演出してください。
まとめ
- 大きな食材はお好みのサイズで
- 汁物や細かい食材は小鉢に盛ってからお重箱に配置する
- 大切なのは「日本に代々伝わるおせち料理の文化を楽しむ心」です。形式にとらわれず、お気に入りのお重箱に自由に盛り付けましょう!
お重に盛り付けたおせちは伝統的で、晴れやかなお正月にぴったりです。
でも「おせち料理は品数も多く、どう盛り付けていいか戸惑ってしまう…」「お重は持っているけど使ったことない…」「おせちの盛り付けのしきたりがありそうで難しそう」と言う声をよく聞きます。
難易度が高いと思われがちですが、格式ばった形式にとらわれず自由にお重に盛り付けてみましょう。この記事で掲載した動画や写真が参考になれば幸いです。
当店のおせちは素材そのものの味を大切に製造しており、開けたてフレッシュな味わいを皆さまに召し上がって頂きたいので冷蔵個包装にこだわっています。
金のおせちに込めた店主の想いもぜひご一読くださいませ。
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/blog/180/
おせちやのおせちを和のお重箱に盛り付けて、年に一度のお正月気分を盛り上げましょう。
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