当店の”金のおせち”に入っている「味付数の子」を製造して頂いている北海道のメーカー「余市郡漁業協同組合」様を訪問しました!
おせちやの数の子に込められたこだわりなどをインタビューした様子や、工場の様子などを動画でもご覧いただけます。
目次
それでは、さっそく訪問の時の様子を詳しくレポートいたしますね。
お久しぶりです「北海道」!
2年ぶり、久々の訪問です。
なかなか遠方への出張は行く機会がないのですが、今回はいろいろと条件が揃い、北海道出張に行かせて頂く事が出来ました!
伺ったのは7月下旬。今年、関東地方は梅雨明けも早く、毎日暑い日が続いていたので、北海道に着いた時のすっきりとした感じ!とっても清々しい!
空気も澄んでいて、とっても過ごしやすい気候でした。じめじめとした東京とは全く違うんですね。
私は寒いのが苦手なので北海道に住む事は出来ませんが、夏の時期だけ北海道に住みたい!と切に思いました。
ちなみに、他スタッフが北海道を訪問した様子のレポート記事もございます。ぜひこちらもあわせて読んでみてください(*^^*)
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/blog/429/
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/blog/250/
札幌から車で1時間と少しで余市郡漁業協同組合様に到着です!
北海道・余市町。「よいち」という響きがいいですね~。
皆さまは、余市町がどこに位置するかご存知ですか?名前は耳にしたことがあると思いますが、広い北海道の中でどこらへんにあるのでしょうか。
余市町は、北海道の西部、積丹(しゃこたん)半島の東の付け根に位置し、札幌から車で1時間ちょっと、小樽市に近いところにあります。
りんごを初め、ぶどうやさくらんぼなどのフルーツの栽培が盛んな町なんです!!
また、朝の連続テレビ小説の舞台ともなり、さらにはウイスキーの町としても有名ですよね!
さらに、ワイン用のぶどう栽培も盛んに行われ、ワイン工場も年々増えてきているそうです。
残念ながら、余市郡漁業協同組合様に伺うまでの道のりでは、ぶどう畑などは見る事が出来ませんでした・・・。
個人的にくる機会があればワイナリーなどを訪問してみたいです!
余市郡漁業協同組合様訪問の様子を動画でご覧くださいませ!
余市郡漁業協同組合様を訪問した時の様子を動画でお届けいたします♩動画のはじめに登場してご挨拶しているのが当店の店主・高橋です。
余市郡漁業協同組合様の事務所で、今年の数の子の状況などを伺い、工場内も見学させて頂きました!
当日はまだ数の子の製造はしておらず、「いくら醤油漬け」の製造をされていたので、その様子を見せて頂きました。
数の子の加工に入るのは早くても10月頃だそうです。お忙しいところ、インタビューにも快くご対応下さったので、ぜひ動画をご覧ください♩
金のおせちに入っている「味付数の子」に込められたメーカー様のこだわり
金のおせちに入っている「味付数の子」は、カナダ産の厳選された1本羽を3本もお届けします!贅沢な1本羽というのがポイントですね。
数の子特有のポリポリとした歯触りの良さをぜひお楽しみ下さい!
ここで、製品について相本部長にインタビューしました。
店主・高橋「御社の”味付数の子”のこだわりを教えて下さい。」
相畑部長「金のおせちで使用している数の子は、特に歯触りの良いカナダ産の数の子を使用しています。その数の子の中でも、1本1本手作業で選別形の良いものを厳選しています。ぜひ、この歯触りをお楽しみ頂きたいです!」
ちなみに、弊社ブログにて「数の子がおせちに入っている意味・由来」についての記事もございますので、よろしければご一読ください!
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/osechi-imi/830/
ここが違う!余市郡漁業協同組合様の「味付数の子」が美味しい秘密
私たちおせちやスタッフは、美味しいおせちの食材を探すために毎日アンテナを張り巡らせています。その中で、余市郡漁業協同組合様の数の子を弊社のおせちに使用させていただいております。
という事で、なぜ弊社が余市郡漁業協同組合様の数の子を使用させていただいているか、その魅力について徹底解説致します♩
数の子の中でも評価の高い、カナダ産を使用。
数の子は”音で食べる”と言われるほど食感が大切です。
その食感にこだわり、たくさんの産地がある中で、ポリポリとし、特に歯触りの良いこだわりの産地である、カナダ産の厳選された原料を使用しています。
数の子を1本1本選別し、卵質を厳選。
おせちに入る大切な商品なので、大きさ、形、折れ、見た目、卵質など製造の前に1本1本選別しています。
当日も工場内で、原料の数の子を見せて頂きながら、相畑部長に選別のやり方を詳しく伺いました。
店主・高橋「立派な数の子が多いですね。ところで、数の子にあるこの白くなっているのは何ですか?」
相畑部長「これは、たんぱく質の変性で数の子に出てくるものなんです。食べても害はありません。ただ、おせちの数の子にこの様な白い物があるとやはり気になりますよね。選別で厳しく見るようにしています。」
最後はやはり「人の目」が重要になるんですね。勉強になります!!
オリジナルの味付
金のおせちの数の子は、醤油ベースに、昆布エキス等をつかって調味し、色と香り、歯ざわりの三拍子そろった上品な味に仕上げています。
不必要な添加物も使用していません!ポリポリとした食感を楽しみながら、あっという間になくなってしまう事間違いなしです!
3本では足りないかも・・・。
水産に特化したメーカー「余市郡漁業協同組合」様
「余市郡漁業協同組合」様は、北海道の中でも気候条件がよく、海の幸、山の幸にも恵まれた所にあります。
中でも、海の幸として、ナンバンエビ(甘えび)、ウニ、イカ、ブリ、カレイ類、ホッケ、タラ等の海産物を扱う、”海産物を得意としているメーカー”です。
そのメーカーだからこそ、漁獲量が減っている大きいサイズの「数の子」も何とか用意して頂けるという訳です。メーカー様の努力に心から感謝です・・・!
海の幸を堪能♩北海道で美味しいランチ
せっかく北海道まで来たという事で、美味しい海の幸をいただくために、小樽の「青塚食堂」に行ってきました。
そこでは、数の子の産地訪問だけに、数の子の親である”ニシンの塩焼き”をいただきました。
店先でニシンに串を指して、焼いていました。香ばしくて食欲をそそられるようなとっても良い香り♩
そこで焼いたニシンの出来立てをいただきました♩脂がたっぷりと乗っていて、とても美味しかったです!その他にも焼きたての、珍しい青つぶ貝など北海道の海の幸をたくさんいただきました。
どれも本当に美味しかったです!さすが北海道ですね!!
あとがき
原料から、原料選別、味付にまでこだわった「味付数の子」です。大きくて食べ応えがあり、パリパリとした食感、さらに一粒一粒のツブツブ間を堪能していただけます。
余談ですが・・・実は私、「数の子」はおせちの中で一二を争うほど好きな商材なんです!
小さいころ、祖父の家でお正月を過ごしていたおり、おせちと言えば祖父と祖母が毎年作ってくれていました。
祖父母はグルメだったので、いつも美味しいものを用意してくれていました。その中でも「数の子」は、祖父のご自慢の逸品で私も大好きでした!
塩数の子を塩抜きするところから始まり、鰹だしを効かせた上品な味わい!そしてパリパリとしっかりとした歯触り!私の中での数の子のイメージは、祖父の作ってくれた「数の子」です。
数の子と言えば食感が命!食感が柔らかいものは「数の子」と認められません。(個人的な感想です)
その厳しい私も、金のおせちの「数の子」は本当にオススメ出来る逸品です!今年は、ぜひ金のおせちで、パリパリの食感の「数の子」を味わって頂きたいです♩
製造前の作業について
今回は、実際に商品を製造する前の段階の選別や規格分けなど、その他の作業についてご紹介いたします!
こちらは、選別の作業です!一つ一つ丁寧に、人の目によって選別されます。また、選別作業に加え、規格分け、黒子取り(数の子についたにしんの腹の黒い部分を除去すること)も行っているんですよ!
私が驚いたのは、規格の数です!!数の子の形や大きさによって規格分けがされるのですが、なんとその数、20種類以上!!細かく規格分けされていることを初めて知りました!
その次に、寄生虫が混入していないかをこちらも目視で一つ一つ検査します。この作業は、商品製造時にももう一度行う作業なんです。
このように、商品製造前にも様々な作業が行われているんですね!おせち企画に携わってから、様々なことを教えていただきました。これからも日々勉強ですね!
おせちや「金のおせち」予約受付開始!!
ついに、今年もおせち販売の時期がやってまいりました!!
今年も、味にこだわった品々を厳選してお届けいたします!もちろん、今回ご紹介した”数の子”も楽しむことができます♩
また、なんと11月30日までにご注文いただきますと、早期割引価格にてご購入が可能です!!
この機会に、ぜひ今年は弊社自慢の「金のおせち」または「数寄のおせち」を味わってみてください♩
田中
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