日光味付ゆばが、とっておきやのおせちに仲間入りしました!「日光味付ゆば」は、出汁の旨味をたっぷり含んだ、上品な絶品ゆばです。
商品のご紹介の前に、まずこの記事では、日光や京都の名物として知られる「ゆばの」原料・作り方をはじめ、「日光ゆば」と「京都ゆば」の違いなどについて、詳しくご紹介していきます。
ゆばは昔から精進料理などの食材として使われており、やわらかな食感で、クセもなく、さまざまな料理にも展開できるので、多くの人々に人気の食材です!!
では、ゆばの世界を探っていきましょう!
目次
ゆば(湯葉)とは?
ゆば(湯葉)は、もちもちとしたやわらかな食感と独特の風味を持った食材ですが、その作り方や歴史などを、明確に答えられる方は案外少ないかもしれません。
ゆばは栄養価も高いため、健康食材としても人気があります。地域や製法によって、さまざまなバリエーションが存在し、「日光ゆば」や「京都ゆば」はそれぞれの地域の名産品として、とても有名です。
まずは、ゆばの原料・作り方・歴史・栄養・食べ方を、見ていきましょう!
ゆばの原料
ゆばの主な原料は、大豆です。
大豆を砕いて豆乳を作り、それを炊いたときにできる膜が、ゆばです。乾燥させたゆばは、水分を含むともちもちとした食感になり、独特の風味を持ちます。
乾燥させたゆばを「平ゆば」、半乾燥させたゆばを「生ゆば」といい、生ゆばから作られた「結びゆば」「巻きゆば」などがあります。
ゆばの作り方
ゆばの一般的な作り方を簡単に解説します。
→大豆を水で洗い、必要に応じて数時間以上、水に浸けます。
→大豆と適量の水を、ミキサーやブレンダーでなめらかになるまで細かく砕き、すりつぶします。(すりつぶした大豆を「呉」と呼びます)
→呉を鍋に移し、炊き上げます。
→炊き上がった呉を布で絞ります。絞り汁が豆乳で、布の中に残ったものがおからです。
→豆乳を火にかけ、沸騰させないように待っていると豆乳の表面に膜が張ります。これをすくい上げたものが「ゆば」です。
「平ゆば」にする場合は、取り出したゆばを乾燥させます。
ゆばの歴史
ゆばの歴史は古く、日本の食文化に深く根付いています。
ゆばの起源は、古代中国に遡ります。大豆を原料とした豆腐が最初に発祥し、その後、日本にも伝わりました。
鎌倉時代の末頃から、精進料理の材料として禅宗のお寺でゆばが使われるようになりました。
その後、室町時代から江戸時代にかけて、ゆばは一般的な庶民の食材として普及します。特に京都や奈良などの古都で食べられ、現在でも「京都ゆば」として知られています。ゆばは精進料理や懐石料理の食材として広まり、京都の食文化を支えました。
現代では、ゆばは日本国内外で広く知られる食材となりました。地域ごとに独自のゆばのバリエーションがあり、「京都ゆば」だけでなく、栃木県の「日光ゆば」など、各地域の名産品としても認知されています。
また、健康食品としての価値も高く評価され、多くの人々に愛され続けています。
ゆばの栄養
大豆を主原料とするゆば、豊富な栄養素を含んでいます。
主要な栄養素は、筋肉や臓器など体を構成するたんぱく質です。カルシウムやリンなどのミネラルも豊富に含まれており、骨や歯の健康維持にも役立ちます。
また、エネルギー代謝や神経機能の維持に寄与するビタミンB群や鉄、マグネシウムなども含まれています。
栄養たっぷりのゆばですが、低カロリーであり、腸の働きを促進し、消化や排便の改善に役立つ食物繊維も含んでいます。
ゆばの食べ方
ゆばはさまざまな料理に使われることがあり、その食べ方はさまざまです。以下にいくつかの一般的なゆばの食べ方をご紹介します。
- 焼きゆば
→ゆばを焼いて食べる方法です。フライパンやグリルで軽く焼き、香ばしさを楽しむことができます。焼きゆばはそのまま食べるほか、醤油やポン酢などのたれを添えても美味しくいただけます。 - 煮物や炒め物の具材
→ゆばは煮物や炒め物に加えることで、食材の一部として楽しむことができます。煮込んで柔らかくすることで、他の具材との相性が良くなります。 - おでん
→ゆばはおでんの具材としても使われます。おでんの煮汁に入れて煮込み、温かいおでんと一緒にいただくと、風味豊かで食べ応えのある具となります。 - サラダのトッピング
→薄切りにしたゆばをサラダの上に乗せると、食感や風味を加えることができます。さっぱりとしたサラダにアクセントを与えることができます。 - 揚げ物
→ゆばを揚げて、天ぷらやフライとしてサクサクとした食感に仕上げることもできます。
日光ゆばと京都ゆばの違い
「日光ゆば」と「京都ゆば」の違いは、その名称の通り、生産地の違いがありますが、作り方にも違いがあります。
ゆばは、豆乳を加熱し、上にできる薄い膜をすくい上げて作りますが、「日光ゆば」は、膜の中央部分に串を入れ、2つに折るような形ですくい上げます。一方で「京都ゆば」は、膜の端に串を入れて引き上げます。
そのため「日光ゆば」2枚の間に豆乳が残り、厚みと弾力のあるのある2枚仕立てになります。
一方で「京都ゆば」は、一重にすくい上げるため、繊細な食感を楽しめるゆばに仕上がります。
また、ゆばを漢字にすると、日光では表面が波打ったように見えることから「湯波」、京都では表面が葉っぱのように薄く繊細であることから「湯葉」と表記することが多いようです。
とっておきやのおせちの「日光 味付ゆば」は絶品!
さまざまな料理に展開することができ、昔から日本人に好まれているゆばですが、この度とっておきやのおせち料理に「日光 味付ゆば」が仲間入りします!!
ゆばは「誰もが知るおせちの定番の品目」という訳ではありませんが、京都の「京おせち」で取り入れられることがあります。
「日光 味付ゆば」は、日光連山の銘水と国産大豆を使用した手作りの味付巻きゆばで、たっぷりと出汁を含んだゆばの食感と、出汁とゆばのコクが絶妙です!
「日光味付けゆば」を実食!!
とっておきやからお届けする「日光 味付ゆば」は、直径4cm程の巻きゆばの4つ入りです。出汁もたっぷりなので、重量感があります!
そのままいただいてもOKですが、電子レンジ(500W)で1分程温めてもOK、冷やしてもOK!!お好みの食べ方でいただけます♪
一層一層丁寧に作られたゆばが、美しく巻かれています!
口に入れると出汁の香りとジューシーな味わいが広がります!噛めば噛むほど、コクが感じられ、お酒のおつまみとしても、ご飯のおかずにもピッタリです!
1枚1枚はふわっと柔らかい食感のゆばですが、何層にも重なることでやわらかい弾力が出ます。とっても食べ応えのある一品に仕上がっています!
ぜひ一度、とっておきやのおせちで「日光 味付ゆば」をお楽しみください!
【まとめ】上品なゆばで新年の幕開けを!
さまざまなスタイルで新年を迎える方が増えてきましたが、やっぱり「お正月といえばおせち!」という方は、まだまだ多いのではないでしょうか。
黒豆や伊達巻などの定番の品目から、ローストビーフなどの豪華食材まで、近年はおせちの中身も変化しています!
「とっておきや」では、毎年日本中の生産者様が心を込めて作り上げているおせち品目の中から、厳選した品目だけを集結させて、各ご家庭にお届けしています。
今年から加わった「日光 味付ゆば」は、お正月料理としてもピッタリです!ぜひチェックしてくださいね!
㈱オージーフーズ おせち事業部
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